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ペット(動物)の社会化を考える



ペットが人間と共生するためには、「社会化」という過程を通る必要があります。この社会化に失敗すると、トラブルが一生続いてしまいます。社会化とはどのようなもので、どう対処すればいいのかを一緒に考えてみましょう。

社会化の時期を逃さない

社会化の時期を逃さない

犬・猫の中には、人見知りで恐怖から攻撃的な態度をとってしまう子がいます。こうした反応には、多少の遺伝的な影響があるのかも知れませんが、多くの場合は社会化期の育てられ方に起因しています。社会化期は、生後3~9カ月ごろのことで、この時期の体験は、将来にわたっても比較的受け入れやすい体験となって定着します。例えば、シャンプーや爪切り、ブラッシングなど、ペットが苦手なことも、この時期に体験しておけば恐怖心を取り除くことができます。また、他の動物と接触させれば、その動物と友好的な関係が築けるようになります。つまり、社会化とはいろいろな経験をさせることを意味しています。

よくない社会化の例

社会化期に母犬・母猫や兄弟たちとの接触がなく、人の手で育てられてしまうと、攻撃的で神経質になったり、逆に人と密着していないと安心できない子に育ったりします。最悪の場合は、飼い主さんから注目されたいがために、自傷行為におよぶこともあります。さらに、生まれたばかりの頃は、噛む力の程度や爪を引っ込めるといった加減が分かっていません。ところが、母乳を飲んでいる時、母犬や母猫が痛い思いをすると、その子には母乳を与えなくなります。そういう試練を経験して、ワンちゃん・ネコちゃんは社会化していくのです。また、乱暴で荒々しい扱いを受けると、野性的で攻撃的な子に育ってしまいます。そうならないよう、この時期に接する人間は優しく穏やかに扱うことを心がけなければなりません。兄弟同士の遊びもとても重要です。咬み合ったり、じゃれ合ったりしながら、ワンちゃん・ネコちゃんは噛む強さの加減を覚えているからです。強く咬む子は次から遊んでもらえなくなってしまいます。一緒に遊びたい子は、他のワンちゃん・ネコちゃんに嫌われないように、相手を気遣うようになっていきます。ペットショップなどでは、生後間もないペットたちが店頭販売されていますが、購入時には親といつまで一緒に過ごしたのかを必ず確かめるようにしましょう。万が一、社会化が十分でないペットだった場合には、なんらかのトラブルを一生我慢していかなければなりません。人とペットがいい関係を築くためにも、購入の際には注意を払って下さい。