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まず、体のしくみを知ろう(猫編)



猫の身体能力の高さを最も克明に象徴するのは、しなやかさとバランス感覚にあります。高い所に駆け上るかと思えば、一気にジャンプしたり、飛び降りたり…。しかも、かなり無理のある体勢からでも、見事な着地を決めてしまいます。その身体能力をつかさどる体のしくみを解き明かしてみましょう。

猫背はすぐれた身体能力の秘密?

猫背はすぐれた身体能力の秘密?

よく姿勢の悪い人のことを「猫背」と言い表しますが、確かにネコちゃんは背を丸めていることがよくあります。しかし、歩いている時はほぼまっすぐで、猫背の体勢から瞬間的に伸ばすこともやってのけます。そのしなやかさの秘密は、背骨の構造にあります。人間より多くの骨が連なっている猫の背骨はバネのような役割を果たし、着地する時の衝撃を吸収する緩衝材の役割も果たしています。また、体全体の骨格は、さながらライオンのミニチュア版といったところ。大きさこそ違いますが、あの百獣の王とほぼ同じしくみを有しています。

自由自在な皮膚と内臓

自由自在な皮膚と内臓

猫は筋肉のやわらかさ、機能性においても超一流です。後ろ足の筋肉が発達しているので、高くジャンプすることができるうえ、皮膚が伸び縮みするので、体を自由自在にひねることも可能です。さらに、その時々の体の動きや向きに応じて内臓の位置を変えることができるので、人が見て「大丈夫かな?」と思うような無理のある動きをしても、内臓に負担をかけることなくヘッチャラで動き回ります。

優れた平衡感覚の秘密は耳の構造にあり

優れた平衡感覚の秘密は耳の構造にあり

猫が高いところから飛び降りた時でもバランスをとりながら見事に着地できるのは、平衡感覚をつかさどる耳が特異な構造をもっているからです。人間でも猫でも、平衡感覚の良し悪しは、主に耳の中(内耳)の三半規管に依るところが大きいと言われています。猫の場合は、その三半規管の性能がきわめて発達しています。また、重力や遠心力を感知する内耳の前庭もきわめて高性能な働きを発揮します。そして、高い塀のうえを歩く時などには、バランサーでもあるシッポを駆使して優雅に移動します。

鋭い聴覚と視覚は肉食獣の誇

鋭い聴覚と視覚は肉食獣の誇

元来、肉食獣で夜行性の猫は、獲物が発するささいな情報を察知できるよう、優れた聴覚と視覚をもっています。人間では聞き取れない高音域を察知し、その音源までの距離を測る能力も備わっているうえ、暗闇のなかでほんのわずかな光をとらえることができます。また、犬ほどではありませんが、人間をはるかに超える鋭い嗅覚と物を嗅ぎ分ける能力も備えています。