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ペットクリニック情報

動物医療における
インフォームド・コンセント



「インフォームド・コンセント」とは、「十分に知らされたうえでの同意」のこと。人間の医療ではその重要性が注目され、すでに広く知られていますが、動物医療の世界でも、遅ればせながら、徐々に「インフォームド・コンセント」が認知されてきたようです。

インフォームド・コンセントは米国発祥

インフォームド・コンセントは米国発祥

そもそも「インフォームド・コンセント」という言葉が生まれたのは、訴訟大国であるアメリカです。人に対する医療の現場で、医師と患者の間の「言った」「言わない」のトラブルが多く、訴訟に発展してしまうケースが増えたことから、患者が病状や治療をしっかりと理解したうえで自ら治療法を選択する「インフォームド・コンセント」という考え方が浸透するようになったのです。やがてその流れは日本にも波及し、いまや人の医療の現場では、インフォームド・コンセントなど当たり前のこととして捉えられています。そして、動物医療の分野にもようやく「インフォームド・コンセントが当たり前」の時代が到来し、浸透しつつあります。

飼い主さんはインフォームド・コンセントの当事者

人間の医療におけるインフォームド・コンセントの当事者は医師と患者本人ですが、動物医療の場合の当事者は、獣医師と飼い主さんということになります。したがって、言葉を話せないペットに代わって病状を伝え、獣医師の治療方針をきちんと理解したうえで治療するかどうかの判断を下すのは、当事者である飼い主さんの役割です。しかし、インフォームド・コンセントの考え方が日本の獣医療の世界に浸透を始めてからさほど時間が経っていないため、獣医師の中にはいまだに的確なインフォームド・コンセントを行なっていない人もいるようです。だからと言って、悪い獣医師だと決めつけるわけにはいきませんが、飼い主さんの疑問と不安を払拭する責任を獣医師が負っていることは確かです。一方、飼い主さんにも、言われるがままに同意するのではなく、分からないことは必ず確認し、使用する薬や治療方針、リスクなどの情報をすべて理解した上で自分が判断するという心構えが求められています。

日本獣医師会の取り組み

2009年、日本獣医師会は、獣医師と獣医師会の社会的信頼を高め、より適正な動物医療を提供することを目的に、「インフォームド・コンセント徹底」宣言を発表しました。この宣言を受けて、各地方の獣医師会には一般の飼い主さんなどを対象とした相談窓口が設置されています。かかりつけの動物病院での説明が理解できなかったり、獣医師の治療方針に疑問を感じたりした時には、気軽に相談してみてはいかがでしょう。相談窓口の電話番号などは、お住まいの地域の獣医師会のホームページに掲載されていますので、一度チェックしてみて下さい。