ご希望の動物病院[ペットクリニック]情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト動物病院[ペットクリニック]リサーチ

ペットクリニック情報

捨てられたペット(動物)の行き先



2011年度に飼い主とはぐれたり、捨てられたりして自治体に引き取られた犬・猫は、22万頭もいたそうです。そのうち、79%は殺処分されてしまいました。これを改善していこうとする動きはあるようですが、こうしたペットを減らすことはできないのでしょうか? いわゆる「捨て犬・捨て猫」と呼ばれ、過酷な運命を背負ってしまった動物たちを救おうとする取り組みについて一緒に考えてみましょう。

身勝手な飼い主の存在

身勝手な飼い主の存在

「ペットを飼えなくなる」という状況には、どんな事情があるのでしょうか? いま、ワンちゃん・ネコちゃんを飼っておられる方々にとっては信じられない話だと思いますが、ひとつには、よく言われる無責任飼い主の存在があります。実際にペットを飼ってみたら、予想以上に手間がかかり、手に負えなくなって保健所へ連れてくといったたぐいの人びとです。あるいは、ペットが病気になり、医療費の高さに驚いて捨ててしまう人もいます。さらには、成犬・成猫になったら可愛くなくなったなどと、身勝手な理由を話す非常識な飼い主もいるそうです。こうした人びとには、何を言ってもムダなのかも知れませんが、どうしても飼えなくなった時に、次の飼い主を捜す…それも飼い主の責任であることを心に刻んでおいてほしいものです。

社会の高齢化とペットの関係

もうひとつ、ペットを手放さなければならない事情で増えているものがあります。超高齢社会に突入した日本では、高齢者がペットを飼っているケースもたくさんあります。ペットの世話をすることで張り合いが生まれ、心身ともに健康を維持するうえでいい効果が生まれるのは事実のようです。しかし、飼い主が病気になって入院したり、寝込んでしまったりすることも多く、それまで可愛がっていたペットを泣く泣く手放すといった事例が増えているのです。高齢者の場合は、飼い始めた時には時間的にも経済的にもゆとりがあっても、数年後には生活状況が一変してしまう可能性が高いのです。大切に飼えば飼うほどワンちゃん・ネコちゃんは長生きができ、15 歳を超えても元気なペットはたくさんいます。60歳の時に飼い始めたペットであれば、飼い主さんは75歳になっているわけです。やはり、ペットを飼っている人は、万が一飼えなくなった時のことを想定しておく…それぐらいしか、解決策は見当たらないようです。

捨てられたペットの運命

捨てられたり、迷子になってしまったペットたちは、地域の保健所によって保護・回収され、動物愛護センターなどに集められます。そして、一定の期間はシェルターの中で飼い主さんが迎えに来てくるのを待ちます。しかし、期間を過ぎても飼い主さんが迎えに来てくれなかった子たちは、殺処分という運命をたどることになります。その中で、性格や健康状態から次の飼い主が見つかる可能性のある一部のペットだけは里親捜しの譲渡会に回されることはありますが、その数はほんのわずかです。ペットを飼い始める時には、飼えなくなった時のこともよく考え、飼えなくなることがひとつの命を灯を消してしまうかも知れないということにも思いを巡らせておきましょう。