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ペット(動物)の安楽死を選択するとき



動物医療が進化し、ペットが長生きできるようになってきています。その分、何か病気を抱えながらも動物病院で治療を受け、病気を温存させながら後半生を送るペットが増えています。そのペットたちの最期をどのように看取るのかについて、飼い主さんは覚悟しておく必要があります。ここでは、安楽死という選択について考えてみましょう。

安楽死の是非

安楽死の是非

安楽死に対する議論には、賛否両論があります。どんなに病気や障害で苦しんでいても、鎮静剤などで痛みをとってあげながら、最期まで全うさせるべきだという考え方があります。一方、何か薬を使わなければ普通の暮らしができないのであれば、動物として可哀想なので、その子のために安楽死を選択したほうがいいとの考え方もあります。また、病気や障害の進行も千差万別なので、一概にこれが正しいとは言えないテーマです。しかし、飼い主さんが決めた結論はすべて正しいとも言えるのです。ペットの命を預かり、責任をもつのが飼い主さん以外にはありえないことの裏返しでもあります。最期をどのように看取るかについて、ペットが元気なうちから考えておく必要がありそうです。

安楽死の方法

安楽死とはどのような方法で行なうのかについても、飼い主さんはきちんと知識をもっておく必要があります。現在行なわれている方法には、主に3つのパターンがあるようです。1つは、動物病院で注射をし、その場で旅立ちを見送る方法です。2つ目は、強い麻酔のような薬を注射し、24時間ほどで別れを惜しみながら見送る方法です。そして3つ目、鎮静剤を打ち続け、ほぼ24時間眠っている状態にして、どの時点で旅立つのかは明らかではありませんが、その子が旅立つ日まで見守る方法です。いずれの方法も最期に苦しむようなことは、まずありません。とは言っても、命の最期の時間を決めることは、やはり飼い主さんにとって非常に重い決断です。よく考えなければなりません。

どんなとき、安楽死を選ぶのか?

安楽死を選択したことのある飼い主さんは、「そのときは瞬時に分かる」と話します。それまでは、何とか病気や障害から回復させようとがんばっていても、ペットの方が「もう無理です」というメッセージを感じると言います。客観的には、「快食・快眠・快便」のリズムが崩れはじめたら、そろそろ覚悟したほうがいいと話す獣医さんもいます。欧米などではもっと早い段階で決断する飼い主さんが多く、治療を続けなければならない病気が見つかった時点で決断するケースもあります。文化や死生観の違いはありますが、ペットたちは、飼い主さんの決断を信頼しているはずです。どんな道を選択しても、ちゃんと最期には「ありがとう」と言って、天国に旅立つに違いありません。いつお別れの瞬間がきても後悔しない毎日を心がけることがペットと歩む人生の中では、もっとも大切なことなのかも知れませんね。