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動物愛好家:猫が大好きな文豪たち



猫を可愛がっていた文豪はたくさんいますが、その顔ぶれを見ていると、かなり個性の強烈な方々が名を連ねているように感じます。マイペースな猫の中に、自分を投影しながら見ていたのでしょうか? その付き合い方もかなりユニークだったようです。

耽美な世界を描いた谷崎潤一郎

耽美な世界を描いた谷崎潤一郎

「あんなにキリッと引緊ったいい顔をした動物」はいないと、ペルシャ猫を文字通り「猫かわいがり」したとの逸話が残る谷崎先生は、亡くなった猫を剥製にするほど思い入れが強かったようです。小説では、猫から発想したと思われる「猫と庄造と二人のをんな」という作品を書き、エッセイにも猫はたびたび登場しているようです。猫の溺愛ぶりも、人並み外れていたようで、口移しでエサを与えることもありました。さすが、妖艶で耽美な世界を描ききった文豪です。愛するものに対する愛の表現が人一倍激しいのかも知れません。

明治から昭和を駆け抜けた詩人・佐藤春夫

この人ほど、猫を題材にした作品をたくさん世に送り出した人はいないかも知れません。小説やエッセイなどにしたためたのはもちろんですが、カメラが手に入るとそれで作品を撮って美術展に出品し、筆があれば絵に描き、来客には猫自慢を披露していたようです。特徴的なのは、つねに人間以上に素晴らしい生き物として猫が描かれていることです。晩年は「知美」というオスのトラ猫を可愛がっていたそうですが、知美が死んでしまった日は朝からずっと泣き続けていたといいます。そして、その2カ月後、佐藤先生自身も知美のもとへと旅立ったのでした。

天才の名とともに生き急いだ三島由紀夫

個性的な手法で人間の真の姿をあぶり出す作品群といい、自衛隊駐屯地に立てこもった人生の締めくくり方といい、何かにつけ鮮烈で激しい人物として語られることの多い三島先生ですが、幼少期から30歳前後までは猫ととも暮らし、書斎で猫を抱いて穏やかなひとときを過ごすポートレートなども残されています。書斎のふすまには猫の通用路が開けられ、道で猫と出会えば必ず足を止めるほどの猫好きだったとのエピソードも語り継がれているようです。エッセイの中では、「芸をおぼえないのだつて、おぼえられないのではなく、そんなことはばからしいと思つているので、あの小ざかしいすねた顔つき、きれいな歯並、冷たい媚び、何ともいへず私は好きです。」と猫への愛を告白しています。そして、書斎の机の中には、猫のための煮干しがいつも入っていて、それを与えるのを楽しみにしていたそうです。